Googleスプレッドシートでタイムカード(4)スクリプトの作成

今回はタイムカードのスクリプトを全部書き込みます。
前回同様にスクリプトエディタを開きます。
time_card_3-4-1

前回保存したスクリプトは残っていますでしょうか。
前回書き込んだスクリプトの下に、以下順次掲載するスクリプトを追加していきます。

1.処理中…を表示するスクリプト

ボタンをクリック後、処理に時間がかかるのでメッセージを表示するスクリプトを準備します。
表示するための日時や名前などの情報は、前回書いたスクリプトで変数に格納済みですので、ここでは各変数をオブジェクト’app’としたウィンドウに書き出すだけです。

2.状況確認を表示するスクリプト

ボタンをクリック後、出勤や退勤の状態を確認するためのスクリプトです。「処理中…」を表示するスクリプトで書き出したのと同じappに表示します。

3.出社ボタンを押されたときのスクリプト

4.退社ボタンを押されたときのスクリプト

5.記録するためのスクリプト

TimeCardLogシートに出退勤を記録し、記録完了、またはエラーのメッセージを戻り値として返します。
呼び出した側は、戻り値をそのままdisp_condition()のパラメータにすれば状況を表示できます。

スクリプトが完成しました。
すべて縦につなげて書き込むと、こんな感じ↓になります。
time_card_4_all

前回同様、保存ボタンをクリックして保存しておきましょう。
time_card_3-4-3

今回はここまで。
次回、今回作ったスクリプトをボタンに割り付けて、タイムレコーダーが完成します。
次回は、今回作成したスクリプトにポップアップウィンドウを表示するためのコードを追加します。